2013年1月9日水曜日

2013 Boot Camp in California

チームのトレーニングキャンプが始まりました。

まずは15時間ほどかけて、鹿児島から羽田(JAL)、羽田から成田へ乗り換え、成田からロサンゼルス国際空港へ(American Airway)。今回新しくポチったヘッドフォン(Quiet Comfort 15)がかなり役に立ちましたが、やはりしんどいものですね

機内でできるだけ眠って今のところ、時差ボケ解消への道は、順調な一歩を踏み出したといえるでしょう。

アルミの機体がまぶしいアメリカン航空


 地球は青かった。。。じゃなくて、ロサンゼルスの空は青かった。からりとした温暖な気候で、ホテル周辺はロード練習快適すぎ

土曜日にホテル周辺でファンと一緒に走ろう!的な企画があるらしいです。
明日はフィッティングから。。。

2013年1月7日月曜日

2013年の機材を紹介しようーKindle Paper White


自転車選手の移動は長い。
フランス車で縦断ぐらいは平気で毎週のようにある時期もあったし、飛行機で飛び回ってばかりの時期もある。思えばJ-Tourだって、大阪から福島へとか、埼玉から輪島へとか、6時間、7時間のドライブは当たり前(運転してくれるスタッフはいつもありがとうございます)で、結構きつい移動が続く。

移動中の行動パターンは選手にもよるが、それほど多くはない。
1.眠る
シンプルにして、重要。無理があるスケジュールが組まれることも多いので、回復できるときに回復しておく。

2.iPadなどによるWebサーフィン・漫画・動画の視聴
ここ数年、3G回線とつないだiPadがサイクリストの移動の質を向上させている。照明が充分でないことが多いので、漫画もiPad上にダウンロードしてから読むことが主流だ。

3.ノート型の計算機(Macbookとかね)でなにかやってる
これをやっているのは、日本人選手では(外国人選手でも)自分(西薗)以外見たことはない。

4.音楽を聞いている。
iPodなどから音楽を聞いている。傾向として、シマノよりアンカーの方がこだわりが強い。都貴さんも、和郎さんもヘッドフォンやイヤフォンはもとより、ポータブルアンプやらリケーブルにまで手を出している。シマノでこれに匹敵するのは、青柳氏だけ。

以上に加えて、昨年からKindleによって
5.本を読むが選択肢に加わった。

Kindleのおかげで、持ち運びが楽、バックライトつきで暗いところでも読みやすい。
寝るときも、軽い&バックライトによって寝転がって読める。
オススメです。
テクノロジーが選手生活を変えていく。

2013年1月5日土曜日

2013年の使用機材を紹介しようーサングラス


かの有名なblogから引用すれば、いわゆるJawなbone。
泣く子も黙るJawboneだ。

今年からOakleyが使用サングラスになった。言うまでもないことだが、プラスチックにも関わらず、全く安っぽさを感じさせない質感と、ジョイントなど細かなクオリティの良さに驚く

サングラスは変われども、学連時代からいつも変わらないものーーそれはEau de Vie(オードビー)のレンズ。-5.00オーバーの強烈な度数かつ乱視持ちの僕にとって、ハイカーブで素晴らしいクオリティのレンズをフレームに組み込み、期待を裏切らないEau de Vieの技は必要不可欠。

今年もOakleyの純正度付きでは対応しきらないところを作ってもらった。ちなみに調光モデルで、シーズンの90%はこれで過ごす。

2013年1月3日木曜日

威勢よく新年のスタートを決めたいものだけれども


実を言うと、今年は新年のトレーニングを十分な強度で開始することができていない。昨年末、年の瀬に左膝に妙な違和感を覚え始めたのが始まりだった。左の外側の筋肉が張っていたようだったので、新しいペダルシステム(シマノー>スピードプレイ)が煮詰まっていない段階で、腸脛靭帯炎とかになりかけかな?ぐらいに考えて、マッサージなどを増やす程度で特に手を打たないでいた。

ところが、ある日突然ペダリング中に激しい痛みを感じて、その場で一旦停止しなくてはならないほどになった。冷や汗をかきながら再乗車して家に帰ると、すぐに診察へ向かった。腱などに損傷はないらしいことが確かめられ、一安心だったが、左外側広筋の損傷(ある程度の肉離れ)らしい。昨シーズン終わりごろには似た傾向で右の膝に違和感を感じていたのだが、今考えるとこれも筋肉損傷だったのではないか。

全体的に四頭筋群の柔軟性か強度か、その両方が足りない。

数日の休息ののち痛みが落ち着いてきたので、セオリーどおり、低負荷で痛みのない範囲での運動と、温熱療法に入っている。痛みというセンサーがついていると、普段筋肉について学んでいることが実感としてわかりやすく面白い。筋肉の温まり具合で本当に痛みが違ってくるので、ウォーミングアップの効果を普段の何倍もよく理解できる。普通に走ると走り初めが痛いが、こたつに足を入れた後に走りだせば痛くない。わりに順方向にしっかりとした負荷をかけている分には痛くないが、階段を降りるときみたいに、筋肉が伸ばされながら縮む力を発揮している状態(等張性運動といいます)が最も痛む。自転車だと、段差を超えるときに足が揺れるのを抑えこむのにかなり痛んだりする。多分石畳のレースなんかで、ブレずにペダルを踏み込むためには、ペダルを抑えこむための筋力がかなり必要になるのだろう。

2013年1月1日火曜日

2013新春のご挨拶と個人サイト開設のお知らせ


いつも応援して下さっている皆さま、2013年新春あけましておめでとうございます。

いよいよ正式に新チームである、チャンピオンシステムプロサイクリングチーム(チームのサイトは今不調みたいですが)での活動を開始しました。早速真新しいユニフォームを着て、今季の相棒であるFuji SSTにまたがり、走り初めへ。年が変わっても人間の中身が劇的に変化するわけではないので、出発するときには、いたっていつもどおり、落ち着いた気持ちで走りだしました。しかし、店のガラスなどに映り込む自分の姿が、昨日までのユニフォームと異なるというだけで、気分がパリっと引き締まるというのは不思議なものです。今年こそはあれを成し遂げてやろう。。的な思いが頭をめぐります。中学・高校で制服が変わった時、気合を入れてスーツに身を包んだ時、初めてプロ選手としてジャージに身を包んだ時、移籍して新たなジャージを受け取った時。。。これまで服が変わる時と生活の転機が重なっていた場面が思い出されます。

今年から日本での活動が減るということで、既成のメディアのみに頼っていては、皆さまに僕の活動を知ってもらう機会が減ります。これは僕が選手活動をする上で、決してプラスにはならないと考え、自らで情報発信に力を入れていきます。異なる文化をもつ人々の間で、ロードレースのような力をぶつけあう競技で生活をする。その上でどういったものを見て、聞いて、考えるのかというのは、それなりに希少価値があるものだと思うし、その経験は僕がこのロードレースという世界に求めてきたものでもあります。

とりわけ、僕はWebや、もっと一般的にテクノロジーというものが、世界をよりオープンで良いものへ変えていくという一つの信念をもっているが故に、比較的新しいメディア(blog、Twitter、Facebook、Instagramなど)を通して情報を発信する機会が多いです。これらの新しいサービスを一覧にして見渡せるよう、この度、友人たちの手を借りてnishizonoryota.comというまとめサイトを立ち上げることになりました。

ぜひ、新サイトに足を運んでください。
今年もよろしくお願いします

西薗良太