2016年8月2日火曜日

Tour de Guadelope prologue and #1 / ツール・ド・グアドループは果てしなく長い

後半戦の初戦となったグアドループ。(ポルトガルは全日本と近かったので前半戦に入れる…廃人でした)ようやく1度リカバリーウイークを作って、ベーストレーニングを再開し、少しタバタ系のメニューを入れて軽く刺激が入ったぐらいでレースに臨むことになった。とりあえず気軽に、気軽にね…

しかしやはり10日のレースはそんなに甘くないことが明らかになっていく

初日はU字のコースで2kmのプロローグ。ノーマルバイクならこんな短距離では匙を投げるところだが、今回はTTバイクが使えるのでパワーだけでなく、エアロで差をつけることができる。また結構な風が吹いているのでペース配分が重要に。道が荒れていたり、減速帯のふくらみを超える必要があるので、技も必要。短いながらもそれなりに工夫する要素はある。

短いのでだらだらと緩いペースと、ポイントでスプリント的なウォーミングアップを入念にして出走。

僕の見立てでは、序盤にどれだけ抑えられるかのチキンレースになるはず。抑えすぎるとそのままドボン。しかしタイムは後半で稼げるので、後半に向けた大胆なペース配分が必要。それでも知らず知らずに最初から踏んでしまう。コーナーをクリアして限界までプッシュ。5位でした。こんな短いTTで着を取ったのは初めてです。気分よく眠る。

その夜からレース中までちょくちょく土砂降りの雨が降る。スコールみたいなのだが、結構長く続く。我が故郷の鹿児島の雨にどこか似ている。

本格的なロードレース初日の第1ステージ。蝶の形をした島の右側羽半分を使う160km強。初日は大体荒れるか、こういう長いステージレースだとものすごく平穏に進むかどちらかが多い。

このレースは前者でした。アタックの嵐でずっと速い。しかも結構な大逃げをチームで外してしまい、これをコントロールして捕まえるという決断を下す。

ジリジリと速いペースでアンカーの列車がまわりどうにか回収してタイム差無しでゴール。。。いや、最後に集団が割れて僕は10秒食らう(泣)

ゴール後は現地のスポーツ施設や学校でシャワー・昼食・バス移動の流れが多いようだ。

雨の速いレースで、派手にチームの力を使ってしまったがどうなるやら。まだ8日間あるのだ。